ブログにコツコツと記事を書き溜めても、誰にも読んでもらえず反応もなければ、収益化する前に心が折れてしまうでしょう。
このページでは、ブログが読まれない原因と対処法をまとめて詳しく解説します。後半では、思わず読んでしまうブログ記事の特徴も紹介するので、最後までご覧ください。
ブログが読まれない11の原因
ブログが読まれないといっても、アクセスがなく読まれないケースから、アクセスがあっても離脱されるケースまで理由は様々です。
それぞれの原因と対処法を詳しく見ていきましょう。
ブログを開設したばかりで記事数が少ない
ブログを始めて数記事しか投稿していなければ、記事が読まれないのは当たり前です。記事数が少なければブログ自体が検索エンジンに認識されにくく、インデックスされなければ検索結果にも表示されません。
検索エンジンに認識されるためにも、SEOを意識した良質なコンテンツの積み上げが必要です。記事を投稿しても、認識してもらうまでには時間もかかります。
ブログを多くの人に読んでもらうには50記事、100記事と記事数を増やしていくのが基本。ブロガーを始めてすぐに稼げるというのは稀で、半年、1年と長い期間かけて集客力を高めていくことが重要です。PV数など気にせず、有益な記事を増やすことに注力しましょう。
複数の記事が少しずつでも閲覧されるようになると、検索エンジンからのブログの評価も徐々に上がっていきます。
また、記事単体で上位表示させるには限界があります。関連する記事同士をリンクさせて、複数記事で順位を押し上げるといいでしょう。内部リンクを適切に設置することで、以下のような好循環が生まれやすくなります。
- リンクから関連記事にジャンプする
- ユーザーのブログ滞在時間が長くなる
- 検索エンジンの評価が上がる
- 上位表示しやすくなる
- ほかの記事も上位表示しやすくなる
- ブログ全体の評価が上がる
上記の対策を行いやすいのが、WordPressです。ブログの初心者から上級者までWordPressで執筆している方がほとんどです。
記事執筆に時間がかかっている場合は、ブログ特化のAIライティングツールを導入する方法もあります。AIの力を借りることで、記事執筆がスムーズに進められます。記事本文以外に、タイトルやリード文なども提案してくれるので試してみてください。
検索されていない
検索ユーザーは自分の悩みや疑問を解決するために、インターネットでキーワードを入力して検索します。検索結果として表示されたコンテンツから選ばれるのが検索流入です。
検索エンジンにブログや記事が認識されていなければ、検索結果にも表示されず、検索流入もゼロのまま。ブログがユーザーに認知されることもないでしょう。
ライバルが強すぎるジャンルやビックキーワード狙いでは、そもそも上位表示が難しいでしょう。初心者はライバルが少ない、勝ち目のあるジャンルやキーワードを狙うべきです。ただし、ニッチすぎて検索ニーズがなければ意味がありません。
多くのユーザーは検索結果として表示された記事を上から優先的にクリックします。検索結果が後順位になるほど、閲覧されにくいのです。
検索流入を増やすには、以下の3つのポイントが非常に重要です。
- 適切なジャンル選び
- キーワード選定
- SEO対策
検索流入のみに頼っていると、Googleのアップデートに大きく左右されるため、不安材料となります。SNS等との連携で、検索流入以外のアクセス数を増やすことも検討しましょう。
ターゲットが定まっていない
ブログ全体でジャンルや訴求する層が定まっていないと、情報を選ぶユーザーも、自分ごととして情報をキャッチできません。関連性の低い複数ジャンルが入り混じったようなブログでは、ターゲットを絞った訴求が難しいのです。
例えば以下のように情報をごちゃまぜにした雑記ブログは、幅が広すぎて専門性を示しにくいでしょう。
- 育児
- 家事
- 旅行
- ペット
- 資格取得
- 子どもの習い事
ユーザーにも検索エンジンにも、何のメディアなのか伝わりにくくなります。育児だけ、資格取得だけなど、ジャンルを絞って特化型にしたほうがターゲットも設定しやすくなります。
ジャンルを決めてターゲットを絞り、誰に向けてどんな情報を提供しているブログなのか明確に示すことが重要です。目的が明確なブログは検索エンジンに認識されやすく、ターゲットとなるユーザーにも読んでもらいやすくなります。
タイトルがクリックされない
検索結果に表示されているのにクリックされない場合、タイトルやメタディスクリプションに原因があると考えられます。
タイトルは32文字を目安に、検索キーワードを入れてユーザーの興味を引く魅力的なフレーズにしましょう。具体的な数字や記号を入れるとイメージしやすく目を引きやすくなります。
検索結果に表示されるのは32文字までです。表示しきれない部分は以下のように「…」で表示され、タイトルをクリックしなければ見られません。
ユーザーが目にする部分で、重要度の高い情報を伝えることが大事です。
メタディスクリプションとは、検索結果として表示されたタイトルのすぐ下に表示される記事概要のこと。この記事を読んでくださっている方も、以下のようなメタディスクリプションをご覧になったでしょう。
メタディスクリプションは120文字前後の短い文章です。しかしタイトル同様、クリックしてもらえるかどうかを分ける重要な要素です。
メタディスクリプションにもキーワードを入れ込みながら、的確に記事概要をまとめましょう。
ターゲットユーザーにとって魅力的なタイトルやメタディスクリプションは、クリック率向上に貢献してくれます。
表示スピードが遅い
検索結果に表示されたタイトルをクリックしたのに、ページがなかなか表示されずにイライラした経験はありませんか。ページの表示速度が遅いとユーザーのストレスになり、ページを見る前に閉じられる可能性があります。
答えを得られないままユーザーを離脱させる行為は、検索エンジンの評価も下がるため注意が必要です。
ページの表示スピードは、以下のサイトで確認できます。URLを入力するだけで、モバイルとPCの表示スピードをそれぞれチェックできます。
ブログの表示スピードが遅いことには、以下のように様々な要因があります。
- 画像や動画などのデータ容量が重い
- サーバーが遅い
- 不要なデータが蓄積している
PageSpeed Insightsの診断結果も確認しながら、表示スピードの改善を心がけましょう。
リード文で離脱している
ユーザーはタイトルを見て、その記事で得られるであろう情報を予想してクリックします。
しかし、開いた記事のリード文(冒頭文)の内容が、ユーザーの検索意図に添っていなかったりタイトルとずれていたりすれば、すぐに離脱するでしょう。
リード文は、記事に流入してきたユーザーをさらに記事本文へと誘導する重要な役割を担っています。リード文の重要性を理解して、しっかりと続きを読みすすめてもらえるように工夫しましょう。
リード文の書き方については、以下の記事でまとめています。
リード文の例文も用意したので、こちらも参考にしてください。
結論が分かりにくい
ユーザーは不安や疑問への答えを求めて、インターネット検索をします。結論が分かりにくい記事はユーザーのストレスになり、離脱の可能性が高まります。
ブログではユーザーの検索意図を満たす重要度の高いトピックから順に提示し、ストレスなく読み進められる記事構成を意識しましょう。
PREP法を意識すると情報を整理しやすく、ユーザーにも結論が伝わりやすくなります。
PREP法とは、以下の流れで書く文章の構成法です。
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 例(Example)
- 結論(Point)
文章に問題がある
文章に以下のような問題があると、読みにくくなったり信頼性を失ったりする可能性があります。
- 誤字脱字がある
- 更新頻度が低く情報が古い
- 漢字やひらがなのバランスが悪い
- 情報が整理されていない
- 見出しタグが適切に使われていない
- 冗長表現や情報の重複など無駄な文章が多い
記事の公開前に必ず読み直しをして、誤字脱字がないか確認してください。更新が必要な情報はこまめにチェックして、古い情報を紹介したままにならないようにしましょう。
一般的に漢字やひらがなの割合は「漢字2割:ひらがな7割:カタカナ1割」が最も読みやすいバランスといわれています。バランスが崩れると読みにくくなり、読者の負担になります。
情報は見出しタグで適切に分類して整理しましょう。先に記事構成を整えてから書くと効率的です。
冗長表現や同じことの繰り返しは、読む側の時間も無駄にします。できるだけ無駄を省いて端的に情報を伝えましょう。
装飾が適切でない
ブログ記事に一切の装飾がなく、文字ばかりであれば「読む気にならない」とページを閉じる方も多いでしょう。
適度に以下のような装飾を入れると、情報が見やすくなり効果的です。
- マーカー
- 箇条書き
- 表
- 画像
- 枠
- 吹き出し
ただし、装飾が多すぎると何が重要なのか、読むべきポイントも分かりにくくなります。文章に集中しにくくなり逆効果ですので注意しましょう。
スマホ表示を意識していない
スマホ表示で情報が見にくいとストレスになり、多くのユーザーが離脱します。
ブログ記事は、パソコンで書くことが多いでしょう。パソコン表示でのプレビューは確認するものの、モバイル画面での表示を確認していないケースも多く見られます。モバイル表示を確認しないのは、大きなリスクになるので注意しましょう。
ユーザーの約7割は、スマートフォンでページを閲覧します。モバイル画面はパソコン画面より小さく表示されるもの。文字や画像、表などパソコン画面では問題なくても、モバイル画面では見えなかったり見えにくかったりする場合があります。必ずモバイル表示も確認しましょう。
広告が多すぎる
ブログは多くの場合、収益化目的で開設されます。アフィリエイトやアドセンスなどの広告を貼って、少しでも収入をアップしたいと考えるのは当然です。
しかし、広告の表示が多すぎるとユーザーに嫌がられて、離脱の原因になります。広告の配置場所も様々で、時には記事を読む妨げとなることもあるでしょう。
ストレスを感じさせない程度に、効果的な広告配置を検討することが大事です。成約に近いページでは、広告を非表示にするなど適宜調整してください。
思わず読んでしまうブログ記事の特徴
思わず引き込まれ、読みすすめてしまうタイプの記事には、以下のような特徴があります。
- ターゲットユーザーに刺さり、気を引くタイトル
- ターゲットの心を動かし、続きを読みたくなるリード文
- 記事を読むことによるメリットや効果が分かるリード文
- 権威性や経験を踏まえた、独自性のある有益な記事
- ターゲットが求める情報を的確にまとめた記事構成
- 明確な結論から示す記事
- 読みやすく無駄のない文章
- PREP法(結論→理由→例→結論)を意識した記事
- 適切なタイミングで関連記事に誘導するリンク
- 適切な装飾や画像の配置
- 表示スピードが速い
これらのポイントをチェックして、ターゲットが思わずクリックして最後まで読んでしまうような、有益なブログを発信していきましょう。
ブログが読まれない原因を把握して改善しよう
ブログが読まれない場合、以下の理由が考えられます。
- ブログを開設したばかりで記事数が少ない
- 検索されていない
- ターゲットが定まっていない
- タイトルがクリックされない
- 表示スピードが遅い
- リード文で離脱している
- 結論が分かりにくい
- 文章に問題がある
- 装飾が適切でない
- スマホ表示を意識していない
- 広告が多すぎる
いずれも検索ユーザーに記事を読んでもらうために、非常に重要な改善ポイントです。それぞれの理由の対処法も紹介したので、1つずつ問題を解消してください。
これらのポイント改善に注力するためにも、記事作成の効率化も検討しましょう。ブログ特化のAIライティングツールを導入すれば、記事執筆はもちろん、記事構成を考えることにも役立ちます。
フリープランなら、クレジットカードの登録が不要で永年無料。
今すぐ記事作成に特化した次世代のAIツールをお試しください。
フリープランならずっと無料
無料で利用する