「ブログをやめたい」と考えるのは、珍しいことではありません。多くのブロガーが経験することです。ブログをやめるのは簡単ですが、そこまでの努力を全て終わりにしていいのか迷う方もいるでしょう。
このページではブログをやめたいと考えている方に向けて、ブログのやめ時や、やめる以外の選択肢を紹介します。
ブログのやめたい人の「やめ時」とは?
ブログのやめ時は判断が難しいものです。「やめるのが間違いではない」と判断できる状況を詳しく見ていきましょう。
継続しても収益化できないとき
ブログ運営の目的は、お金を稼ぐことでしょう。負担するお金や労力に見合う収入が得られなければ、何年も継続するのは難しく、やめる選択肢もあります。
ブログ運営は、低コストで簡単に始められるのが魅了です。ブログ運営でかかる主な費用は、レンタルサーバーの月額1,000円程度と、ドメインサービスの年間1,000~3,000円程度。年間で15,000円ほどです。
維持コストより収入が多ければ続ける意味がありますが、費用負担のほうが大きければやめたいと考えるのも無理はないでしょう。
ただし、ブログで稼げるようになるまでは3ヶ月から半年、1年スパンでアクセスを増やしていく必要があります。少なくとも1年は継続してみてください。
短期間で「収益化できない」と判断して諦めるのはもったいないでしょう。キーワード選定やSEO対策など、改善できるポイントはないか、やめる前に見直してみることをおすすめします。
ブログが読まれない、集客できないと悩んでいる方は以下の記事を参照してください。
一定のアクセス数があるにも関わらず成果につながらない場合、成約への誘導がうまくいっていないことが考えられます。適切な個所にCTAボタン(アフィリエイトリンク)を設置できているかなど、ユーザー目線でチェックしてみましょう。
収益が得られない理由を把握して問題点を改善できれば、収益を増やせる可能性もあります。
記事を書き続けるのが辛いとき
ブログ運営での主な作業は、有益なコンテンツを積み上げることです。ブログ記事を書くこと自体が辛くなったら、思い切ってやめてしまうのも1つの選択肢となります。
ブログは長期的に記事を増やしながら収益化を目指すのが基本ですが、最初は成果が見えにくく、モチベーションの維持が難しいものです。
やる気のない状態ではいい記事も書けず、ブログの精度も上がらないでしょう。コンテンツのクオリティが低ければ、必然的に検索エンジンの評価も下がり悪循環になります。
記事が書けずに悩んでいる方は、以下の記事もチェックしてください。
記事の執筆が辛い方は、ライティングの外注化やAIツールの導入などの選択肢もあります。
外注化は教育や雇用管理が必要でコスト負担も大きいですが、AIライティングツールを活用すれば外注化よりコストが低く、雇用管理も必要ありません。導入によって記事を書くのに心強いサポートが得られます。
ブログ特化のAIライティングツールを試してみてください。
継続できなくなったとき
ブログは長期的な継続が基本であり、継続できなくなったときもやめ時です。健康上の理由があったり、副業であれば本業が忙しすぎて時間が取れなかったり、様々に理由があるでしょう。
実際にブログを継続できずにやめてしまう方も少なくありません。
継続できなくなっても、ブログをそのまま残しておくことは可能です。ドメインの更新時期がくるまでそのまま放置して、更新時点の状況でブログを残すかやめるか判断してもいいでしょう。
ドメインの自動更新を設定していると、更新日より前に更新処理が行われます。ブログをやめる可能性がある場合は、ドメインの自動更新設定を早めに解除しておきましょう。
別のブログに切り替えるとき
心機一転、別のブログに切り替えたいときは、古いブログをやめて次に進むことをおすすめします。初心者の方や時間がない方は、1点集中したほうが効率的です。
ライティングスキルが上がると、過去のコンテンツやサイト設計など見直したくなる部分も目についてくるものです。初心者が初めて開設したブログなど、新しいブログを1からやり直したくなることもあるでしょう。そんなときは、潔く古いブログをやめて前に進むのがベストです。
新しいブログを同じジャンルでやり直す場合は、類似コンテンツで古いブログと内容が重複しやすくなるリスクがあります。古いブログは削除または非公開にしたほうが安心です。
古いブログに残す価値があれば、放置したり少しでも記事を追加したりする程度で継続する選択肢もあります。ただし複数ブログを同時進行させていくと、どちらも中途半端になりがちです。注力するバランスなど、事前に決めておくといいでしょう。
アンチコメントなどで悩んでいる時
ブログを継続していると、不快なコメントが入るケースもあります。悪質なアンチコメントが増加すれば、精神衛生上も良くありません。やめるのも1つの方法です。
アンチコメントを気にすることはないのですが、公開されるとブログ運営の妨害になることもあるでしょう。
コメント欄がメンタルに影響する場合は、コメントを書き込めないようにしたり、コメント表示を承認制にしたりして対策できます。
ブログをやめる以外の選択肢
ブログをやめたくなった時、やめる以外の選択肢として以下の3つがあります。
- しばらく放置して休む
- ブログを売る
- AIライティングツールを導入する
ブログ運営は、始めるのもやめるのも自由です。一旦休憩することで気持ちが変わる可能性もあります。それでもやはり記事を書くのが辛いようであれば、ブログを手放して(売却して)収入に変えることも可能です。
ブログ運営の負担が大きい場合は、AIライティングツールで効率化する方法も検討しましょう。AIツールの性能はどんどん向上しています。
やめる以外の選択肢も考慮しながら、ブログのやめ時とやめる以外の選択肢を詳しく見ていきましょう。
ブログのやめ方
ブログをやめる際は、ただ投稿をストップするだけでもいいのですが、インターネット上から削除したい場合もあるでしょう。
ここでは、ブログサービスとWordPressのやめ方について、それぞれ解説します。
ブログサービスのやめ方
ブログサービスで運営しているブログをやめる場合、放置するか解約(退会)するかいずれかの選択肢があります。
無料のブログサービスであれば、放置してもコストの不安はありません。ブログをインターネット上から削除したい場合は、解約または退会手続きを行ってください。
解約や退会の方法はブログサービスにより異なります。各サービスの公式ページで確認してください。
ブログを削除すると復元はできません。データを再利用したり見返したりする場合は、必ず解約前にバックアップデータを保存しておきましょう。
WordPressのやめ方
独自ドメインを取得してWordPressでブログを開設していた場合は、Webサーバーとデータベースサーバーの両方からデータを削除する必要があります。
WordPressブログの削除手順は、以下のとおりです。
- 必要に応じてブログの閉鎖予定を告知する
- ブログのデータをバックアップする
- サーバーからブログデータを削除する
- レンタルサーバーを解約する
- ドメインサービスを解約する
- 解析ツール等の登録を削除する
- WordPressのアカウントを削除する
サーバーのデータは、1度削除すると復元できなくなります。復元の可能性がゼロであればバックアップの必要はありません。しかし、再開したくなったり、後で見返したくなったりした場合に備えてバックアップしておくことをおすすめします。
ブログデータのバックアップは、プラグイン「BackWPup」を利用すると簡単です。
ブログをやめる前にできることはないか考えよう
ブログを始めれば、誰でも1度はやめたくなることがあります。
ブログをやめるのは簡単です。しかし、どうしてやめたいのか、理由を把握することで状況を改善できる可能性もあります。
せっかく積み上げたコンテンツを生かせる解決策がないか、成功のためにできることはないか検討してからやめる判断をしても遅くはないでしょう。
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