事前学習を設定することで、ラクリンで生成するテキストにルールを与えられます。
本機能を活用することで、より便利にメディア制作が行えますので、ぜひ事前学習の使い方を身に付けてください。
事前学習とは?
事前学習とは、ChatGPTが生成するコンテンツにルールを設けるための機能です。
例えばフランクな文章で執筆しているメディアであれば「フランクな文章で執筆して」とChatGPTに事前に伝えることで、堅い文章ではなく、くだけた文章で執筆してくれます。
こういったルールを事前に設けることで、修正の必要が少ない期待する結果を返すようにする機能が事前学習です。
事前学習の使い方
事前学習はこれまで上級者向けの設定とされていましたが、ラクリンならChatGPT初心者の方も簡単に利用できます。
難しい内容は一切ありませんので、一緒に設定を進めていきましょう。
事前学習を登録する
まずは事前学習を登録することから始めます。
事前学習を開き、事前学習を設定したい機能をドロップダウンリストから選択します。今回は例として、本文(単体見出し)を選択して進めます。
次に、プロンプトのドロップダウンリストの中にある追加をクリックします。
「タイトル」と「内容」の入力窓が表示されますので、こちらを埋めていきます。
「タイトル」はご自身で判別するためのものなので、自由に決めていただいて大丈夫ですが、「内容」はChatGPTへ付与するルールとなるので重要です。
今回は試しに下記のように設定してみました。
設定内容に間違いがなければ、保存をクリックします。
ここまでで事前学習の登録が完了です。
事前学習を利用する
先の工程で事前学習を設定した機能を開きます。今回は「本文(単体見出し)」に事前学習を設定しましたので、本文(単体見出し)をクリックして機能を開きます。
デフォルトでは「事前学習を利用しない」になっているので、ドロップダウンリストから先程設定したにゃんこ言葉を選択します。
後は通常どおり機能を動かせば、事前学習のルールに従って結果を返してくれます。
事前学習の削除方法
登録した事前学習を削除するには、登録した事前学習を開き、削除をクリックします。
注意喚起のポップアップが表示されますので、はいをクリックすると削除が完了します。
事前学習の設定例
事前学習を利用したことがない方にとっては、どのような事前学習を設定すればいいのか分からない場合も多いでしょう。
ラクリンは事前学習を利用しなくても十分に使える結果を吐き出すように設定しているので無理に事前学習を利用する必要はありませんが、各機能別にいくつかの設定例を紹介しておきます。
機能 | 設定例 |
---|---|
キーワード | 基本的に事前学習は利用しません。 |
タイトル |
|
見出し |
|
リード文 |
|
本文(単体見出し) |
|
本文(階層見出し) | |
まとめ | |
ディスクリプション | |
リライト | |
FAQ構造化データ | 基本的に事前学習は利用しません。 |
Pros and cons構造化データ |
事前学習の注意点
大変便利な事前学習ですが、万能というわけではありません。
できること・できないことがありますので、それぞれ見ていきましょう。
必ずルールが守られるとは限らない
基本的には設定したルールが守られますが、次のような場合はルールが守られないケースがあります。
- ChatGPTが理解できない文章を設定している
- 出力結果と明らかに矛盾が生じるルールを設定している
- ルール内で矛盾が生じている
- ルールの数が多すぎる
ルールの数に注意
1つの事前学習に複数のルールを入力できますが、入力するルールが多くなればなるほど1つあたりのルールの重要度が下がり、設定したルールが守られにくくなります。
そのため、特に重要なルールを1~2個入力する程度に留めることをおすすめします。
文字数指定はできない
ご存じの方も多いかもしれませんが、ChatGPTは文字数指定が苦手です。
文字数指定をしても結果に反映されないことにくわえ、ラクリン側で特殊なプロンプトを用いて文字数をできる限り広げておりますので、文字数指定は事前学習で行わないことをおすすめします。
事前学習で欲しい結果を引き出そう
既存のAIツールでは事前学習が設定できないことで欲しい結果が得られなかったり、かといって本家のChatGPTではルールを与えるために毎回長々とプロンプトを書くしかない状況にうんざりしていた方も多いでしょう。
しかし、ラクリンならそういった面倒な手間はありません。
本機能を大いに活用し、メディア制作を大幅に効率化していただければ幸いです。
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