AI

【ChatGPT】仕事に役立つ面白い使い方8選|活用範囲を広げよう

ChatGPTが公開されて以来、利用者は増え続け、多くの企業でも導入されています。ChatGPTは情報検索やコーディングなどが得意で、様々な用途がありますが、面白い使い方も多数見られます。

仕事で生かせる面白い使い方をチェックすれば、アイデアが広がり、より有益なツールとして活用可能です。このページでは、ChatGPTを仕事で生かす面白い使い方や企業の活用事例を紹介していますので、参考にしてください。

ChatGPTを仕事で生かす面白い使い方8選


ChatGPTを仕事で生かす8つの面白い使い方を、一つずつ詳しく見ていきましょう。

作業へのフィードバック

日々の作業について、ChatGPTから簡単なフィードバックをもらうと、自身の作業工程の振り返りや新たなヒントを得られます。第三者視点でのフィードバックは、仕事へのモチベーション維持や継続的な業務改善にも有効です。

単調な仕事でも、フィードバックがあると達成感を得られて効果的です。業務効率化のヒントを得られる可能性もあります。

法人向けChatGPTサービスをまとめた記事も併せてご覧ください。

法人向けChatGPTサービスおすすめ11選|AIで業務効率化を実現しよう
法人向けのChatGPTサービスを目的・用途別に紹介します。ChatGPTの本家であるOpenAIの企業向けプランから文章作成、業務効率化、営業支援ツールまで、11のサービスを詳しく解説していますので、企業へのAIサービス導入の参考に活用してください。

自動化可能なタスクの洗い出し

日々の業務で自動化可能な業務をChatGPTで選定すれば、業務プロセスの効率化・改善に役立ちます。

従来の作業手順や業務体系を見直すきっかけとなり、経費削減なども実現しやすくなります。自動化可能なタスクを洗い出したら、さらにChatGPTとの対話を重ねて、具体的な方法を検討していきましょう。

チームメンバーのキャラクター生成

ChatGPTを使って、チームメンバーのオリジナルキャラクターを作成する方法があります。楽しみながら業務に取り組める視点を追加すれば、社内のコミュニケーション円滑化に役立ちます。

各メンバーの強みや弱みをシミュレートしながらキャラクターを生成すれば、チームでの役割分担最適化にも効果的です。創造的思考で発想が広がると、パフォーマンス向上にも有効です。

競合企業の視点で自社を分析

ChatGPTに競合企業の立場になってもらい、自社を分析させましょう。分析結果を逆手に取れば、強みや改善ポイントが明確になります。

第三者の立場で分析してもらえば、社内からの視点だけでは気付けない、新たな発想やマーケティング戦略のヒントを得られる可能性もあります。

新たなペルソナの発見

自社商品やサービスを販売するために設定するペルソナを、ChatGPTに考えてもらう方法が有効です。商品やサービスの新たな顧客となり得るペルソナを、ChatGPTに詳細に描写してもらいましょう。

広い視野をもつChatGPTにより、これまでとは異なるターゲットユーザーを見いだせる可能性が広がります。ターゲットユーザーの深堀りでも、ChatGPTを活用可能です。

セールストークのA/Bテスト

ChatGPTに、ターゲットや商品内容に応じた最適かつ効果的なセールストークを判断してもらうと、営業活動に役立ちます。

最初にChatGPTにセールストークを複数提案してもらい、社内でセールストーク内容を比較検討しましょう。次にChatGPTによるA/Bテストで、より効果的で有効なトークを分析していきます。

ChatGPTによる結果を活用して実際のセールストークを改善していくと、より効率的です。

会話のアイスブレイクネタの創出

会話をスムーズに進めるアイスブレイクネタは、初めての商談などで場の雰囲気を和らげるために欠かせない重要な要素です。アイスブレイクとして活用できる、関連性の高い話題やネタをChatGPTに提示してもらうと、業務効率化に大いに役立ちます。

場面に応じたアイスブレイクネタを複数用意しておけば、初対面での対話も自信をもってスムーズに進められます。

プレゼンや商談における対応力強化

プレゼンや商談の相手としてChatGPTを活用すれば、対応力強化に効果的です。質問の難易度や内容の調整も可能です。

事前にシミュレーションを重ねると、対処の仕方も様々に準備できます。自身のプレゼンや商談において、補足すべき情報や改善ポイントを見極めるためにも役立ちます。

ChatGPTを仕事で生かす面白い使い方【事例】


ChatGPTは世界中の多様な企業で導入されています。ビジネスシーンにおけるChatGPTの面白い使い方として、6つの企業の活用事例を紹介します。

マクドナルド

ブラジルのマクドナルドが発信した、ChatGPTによるOOH広告が大きな話題となりました。OOH広告とは、屋外広告の総称です。

ChatGPTのテキスト生成AIに「最も象徴的なバーガーは何ですか?」と尋ねた際に「ビッグマック」と回答したやりとりを、OOH広告に掲示したのです。

マクドナルドの当該広告に競合企業のバーガーキングやSubwayも参戦して、世界中の興味を引きました。

メルカリ

フリマアプリとして多くのユーザーに利用されているメルカリでは、Mercari ChatGPTプラグインによる商品検索機能を提供しています。

ChatGPTとの連携により、ユーザーが相談ベースで購入商品の提案を受けられ、適した出品を紹介してもらえる仕組みです。

様々に個人出品の商品が並ぶメルカリでは、自分の欲しい商品を見つけ出せない場合もあり得ます。ChatGPTの検索力を活用すれば、よりニーズに合った商品を見つけ出すことが可能です。

ベネッセ

ベネッセではChatGPTを活用して、自由研究のテーマを決める際にアドバイスしてくれる、小学生の親子向け生成AIツール「自由研究おたすけAI」を提供しています。ChatGPTにはキャラ付けをして、子供達がAIとのやりとりをより楽しめる工夫もプラスしています。

学年や日数、カテゴリーなどで様々な研究を検索できるツールです。自由研究をどうするかは、どこの家庭でも悩みどころ。ターゲットユーザーの悩みに寄り添った、最適かつ面白いツールです。

ザ・コカ・コーラ・カンパニー

コカ・コーラでは、OOH広告の制作に使用したAI画像生成ツール「Create Real Magic」を、オリジナルクリスマスカードを作れるツールとして一般公開しました(現在は提供終了)。Create Real Magicは、GPT-4と画像生成AI「DALL-E」を組み合わせた生成AIプラットフォームです。

ChatGPTの画像生成AI「DALL-E」を無料で使う3つの方法
イメージに合った画像を用意するために時間や労力を使うのはもったいないですよね。ChatGPTの画像生成AI「DALL-E」を利用すれば、画像生成も思いのまま。ここでは、DALL-Eを無料で使う3つの方法を紹介します。イメージ通りの画像を生成するために役立ててください。

コカ・コーラが過去に発信した広告データも学習済みのツールで、43カ国を対象にキャンペーンが実施されました。Create Real Magicで生成された画像の一部は、コカ・コーラのOOH広告として、世界各国で公開。日本でも、渋谷のスクランブル交差点のビジョンで公開されました。

サントリー

サントリーではChatGPTにCM案を生成させ、指示通りにキャスティング、WebCMとして映像化し、話題になりました。

ChatGPTによる企画で、声優の白井悠介氏をキャスティング。「靴下を手に履いて遠くから歩いてくる」「突如バレエダンサーになって高速回転」などの指示で、予想外の展開を見せるCMが制作されました。

いらすとや

無料イラストで広く活用されている「いらすとや」で、ChatGPTを活用したツール「AIいらすとや」をリリースしています。「いらすとや」風のイラストを自動生成するAIツールです。2022年12月にβ版を公開し、現在では正式版がリリースされています。

いらすとやでは、これまでもバラエティ豊かなイラストが提供されていましたが、AIいらすとやを活用すればよりニーズに合ったイラストを自由に生成可能です。

無料版では月20枚まで。月額1,480円の有料サブスクリプションに加入すれば、無制限で各サイズの画像を生成してダウンロードできます。クレジットなしで商用利用も可能です。

ChatGPTを仕事で生かす面白い使い方における注意点


ChatGPTは仕事でも、発想次第で様々に面白い使い方ができます。しかし、ビジネスで活用する際には、特に以下の点に注意が必要です。

誤回答

ChatGPTの学習データは限られており、最新情報は反映されていません。誤った答えを示すケースも珍しくないため、人間による情報の信ぴょう性の確認が必須です。

著作権

ChatGPTはインターネット上の情報やユーザーの入力した情報から、日々学習しています。場合によっては文章でも画像でも、著作権に触れる情報を提供する可能性がある点には注意しましょう。

情報漏洩

ChatGPTで面白い使い方を模索しているとうっかり忘れがちですが、個人情報や機密情報などの取り扱いには十分な注意が必要です。

情報を守るために、学習させないオプトアウト機能も把握しておきましょう。

ChatGPTに学習させないオプトアウト機能で情報漏洩リスクを回避しよう
ChatGPTを安全に活用するためには、学習させないオプトアウト機能についての理解が欠かせません。ChatGPTはユーザーが入力したデータからも学習して、AIモデルの精度を高めていますが、情報漏えいのリスクもあります。ChatGPTに学習させないオプトアウト機能について分かりやすく解説します。

ChatGPTの面白い使い方で仕事の幅を広げよう


ChatGPTはアイデア次第で、面白い使い方が可能です。ビジネスシーンでも、一般的な思考では考えつかない、新たな発想を得られる便利ツールとして広く運用できます。

企業のブログメディアでも、AIライティングツールを活用すれば、これまでの思考範囲では思い付かなかったコンテンツの生成も可能となります。ChatGPTで視野を広げ、販促活動に役立ててください。

TOP