ブログ運営

ホームページとブログの7つの違い|効果を最大化させる選び方

ホームページとブログのどちらから始めるか、違いがよく分からずに悩む方もいるでしょう。企業や個人を広くアピールするにはホームページが欠かせませんが、検索流入を増やすにはブログでの情報発信が有用です。

このページでは、ホームページとブログの違いについて詳しく解説します。どちらが効果的か、違いを生かした戦略も紹介するので、疑問解決に役立ててください。

ホームページとブログの違い


ホームページもブログも、インターネット上で情報提供するためのWebサイトです。しかし、双方の役割や目的は異なります。ホームページは企業の看板のような役割を果たすWebページであり、多くの場合静的な情報を提供します。

一方、ブログは更新を重ねて新しい情報を発信していく、動的なプラットフォームです。以前は個人の趣味を記録する日記のようなブログが多く見られましたが、近年では大手企業もブログサイトに参入しています。

それぞれの違いを項目ごとに詳しく見ていきましょう。

定義

ホームページに明確な定義はありません。海外では、Webサイトのメインページや紹介ページをホームページと呼びますが、日本では一般的に、企業や個人が特定の目的で作成したWebサイト全体を指します。

一方、ブログについては、総務省の調査研究資料において、以下のとおり定義が示されています。

ブログは個人やグループなどにより運営され、時系列的に更新されるウェブ
ページのことであり、CGM(Consumer Generated Media:消費者生成型メディ
ア)の代表例として、この数年急激に普及したメディアである。

引用:総務省資料

ブログは企業や個人が継続的に記事を投稿しながら、情報を発信するためのWebサイトです。

ホームページ 明確な定義なし
ブログ 時系列的に更新されるウェブページ

目的・用途

ホームページは企業や個人、サービス、商品等の詳細情報を公開し、ユーザーからの信頼を得ることが主な目的です。分かりやすい例として、企業のコーポとレートサイトなどが挙げられます。

ブログの目的は情報発信によるユーザー集客。継続的にユーザーと関わりコミュニティを形成し、情報を共有するためのメディアです。情報発信を通じて訪問者との交流を深め、信頼関係を築くためのツールとして活用されています。

ホームページ 特定情報の公開
ブログ 情報発信による集客

 

コンテンツの違い

企業のホームページは、一般的に会社概要やサービス内容の説明など、比較的変化の少ない固定情報で構成されます。

例えば、ラクリンのホームページは、AIライティングツールの紹介から申込みまでのランディングページで構成されています。

ブログではユーザーの興味関心を引くような悩みネタからニュースまで、多種多様なコンテンツが随時更新されます。ホームページより自由度が高いところが特徴的です。

当ブログでは、AIライティングツール関連のコンテンツをユーザー様に提供しています。

ホームページ
  • 会社概要
  • 企業理念
  • 事業・サービス内容
  • 料金
  • 採用情報
  • 問い合わせなど
ブログ
  • ノウハウ
  • ユーザーの悩み
  • アンケート結果
  • レビュー
  • インタビュー
  • ニュースなど

有益なコンテンツを作成するために、便利なAIライティングツールも活用してください。

サイト構造

ホームページのサイト構造は一般的に階層型です。トップページから会社概要や問い合わせなどの各セクションへ遷移する形で、見やすく整理されています。

ラクリンのホームページのように、1ページのランディングページで構成される場合もあります。

ブログは基本的に、時系列で記事が並ぶスタイルです。カテゴリーで関連性のある記事群を分類して提供するスタイルが一般的です。

当ブログは、AIライティングやブログ運営などのカテゴリーで記事を分類しています。

ホームページ 階層型
ブログ 時系列型

構築方法

ホームページは通常、WordPress等のCMSやホームページサービスを利用して構築されます。複雑なコーディングやデザインが求められ、社内で対応できなければ専門の制作会社への依頼が必要です。

ブログは無料ブログサービスなどがあり、個人でも簡単に始められますが、WordPressでブログを開設する方法が一般的です。

ラクリンのホームページも当ブログも、WordPressをカスタマイズして構築しています。

ホームページ
  • WordPress等のCMS
  • ホームページサービス
ブログ
  • WordPress等のCMS
  • ブログサービス

メリット

ホームページのメリットは、どの地域からでも手軽に閲覧可能で、信頼性をアピールできる点にあります。ビジネス上での信頼を得るためには、必須のアイテムです。一般的には1度構築すれば、以降のメンテナンスコストは抑えられます。

ブログのメリットは、記事を投稿してSEO効果を高め、情報発信しながら集客できることです。良質なコンテンツはユーザーに喜ばれ、信頼性や収益性の向上にも繋がります。

ホームページ
  • 地域を問わず情報を見てもらえる
  • 信頼性や安心感をアピールできる
  • Web上で名刺や看板の役割を果たす
  • 人材採用に繋がる
ブログ
  • ユーザーに向けた情報発信で集客できる
  • 的確なキーワード選定で検索エンジンでの上位表示を狙える
  • 良質なコンテンツの積み上げはユーザーからの信頼性を高める要素となる
  • 情報が積み上がり、資産となる

デメリット

ホームページの情報は固定的で更新頻度が低いため、単体では検索エンジンでの上位表示が難しい場合があります。作り方もhtmlやCSSなどのコーディング技術や操作スキルが必要な場合があり、初心者には難易度が高いでしょう。専門業者に依頼すれば、まとまったコストがかかります。

ブログはコンテンツの積み上げが必要で、即効性を期待できない点が問題です。頻繁に更新する必要があり、コンテンツの質やSEO対策が検索エンジンの評価に大きく影響します。キーワード選定等のブログ運営ノウハウも必須です。

ホームページ
  • ホームページのみの集客は難しい
  • 初期費用の負担が大きい
  • サイト構築や運営ノウハウなどの専門知識が必要
  • 運営に人材確保が必要
ブログ
  • ブログ記事作成に時間と手間がかかる
  • 即効性がない
  • 更新が必要
  • 効果が得られるまでに時間がかかる
  • キーワード選定や記事作成などのブログ戦略ノウハウが必要

ブログコンテンツの作成が難しい場合は、ブログ特化のAIライティングツールを活用してください。気軽に使える無料プランから企業向け有料プランまでご用意しています。

ホームページとブログどちらが効果的?


ホームページもブログも、Web上で情報公開するためのページです。しかし、目的によって効果的な方法は異なります。

ホームページとブログの違いを理解した上で、目的別にどちら効果的なのか詳しく見ていきましょう。

情報公開が目的→ホームページ

自社の会社概要や事業内容など、公式情報の公開が主な目的であれば、ホームページ制作が適しています。

オンライン上の看板や名刺のように、会社の実績やイメージ、ブランドコンセプトなどの訴求に効果的です。公式ページの信頼性を高めるには、正確な最新情報を記載することが重要です。

集客重視→ブログ

集客重視の場合は、多様なコンテンツを掲載できるブログを発信しましょう。最新サービスやトレンド商品情報のほか、ユーザーにとって有益なコンテンツを積み上げると、集客に役立ちます。

各コンテンツやブログサイト全体でのSEO対策により、検索エンジン経由からのアクセス流入増加も期待できます。コメントやSNSのシェア機能も活用すれば、ユーザーとの交流やフィードバックの獲得も可能です。

ホームページとブログの違いを活かした戦略

ホームページもブログも、いまや企業には欠かせないツールとなっています。ぞれぞれの特徴を生かして併用すると、より効果的です。

ホームページとブログの併用方法は、大きく分けて2通りあります。導入検討時の参考にしてください。

ホームページ内にブログを設置して集客する

1つは、ホームページ内にブログメニューを設け、1サイトで運用していく方法です。ホームページ単体では、集客に弱いため、ブログのキーワードで集客力を高めます。

有益なコンテンツを投稿し続けることで、検索エンジンからの評価アップも期待できます。1サイトで完結するため、運営や管理の手間が増える心配もありません。

ホームページとブログを連携させる

もう1つは、ホームページのサブドメインでブログを運営し、連携してホームページへと集客・誘導する方法です。ホームページとは趣向やデザインを変えるなど、別メディアとしてブログを運営したい場合におすすめします。

ホームページとブログ両方のアクセス数が増やすことができれば、相互リンクによるSEO効果も増強可能です。

ホームページとブログの併用で集客力アップ


ホームページもブログもWebサイトという点では同じですが、目的や投稿に適したコンテンツ、構築方法などが違います。それぞれにメリット・デメリットがあるため、違いを把握して効果的な方法を選択しましょう。

情報公開目的であればホームページが、集客重視であればブログが適しています。ホームページとブログを併用して、集客効果やブランディング効果を最大化させましょう。

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