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My GPTsの使い方|作成手順から具体的事例を紹介

My GPTsとは、独自にカスタマイズしたGPT機能。My GPTsの作成には、GPT Builderを使用します。GPT Builderは、OpenAIのChatGPT有料プランで利用可能です。

このページでは、My GPTsの使い方と、具体的な使い方事例を紹介します。My GPTs作成時の参考にしてください。

My GPTsの使い方


My GPTsの使い方を詳しく解説します。

GPT BuilderでのMy GPTs作成手順

GPT BuilderでMy GPTsを作成する手順は、以下のとおりです。

  1. ChatGPTにアクセスする
  2. [Explore(GPTを探す)]メニューを選択
  3. [Create a GPT(GPTを作成する)]を選択
  4. GPT Builderの「Create(作成)」タブが表示される
  5. ChatGPTから何を作りたいか質問される
  6. 作成したいチャットボットのイメージや希望を伝える
  7. ChatGPTとのやりとりで基本となる設定を決める
  8. 画面右側のプレビューで、My GPTsの動作等を確認する
  9. My GPTs画面の右上の[Save(保存)]をクリック
  10. 一般に公開する場合は[Public]を選択して[Confirm(確認)]で公開

My GPTs作成の基本

My GPTs作成時は指示すれば、日本語でのやりとりも可能です。ただし、英語でやりとりしたほうが高精度に仕上がる可能性があります。

My GPTsの名前やイメージ画像を用意して、要望やイメージから具体的なチャットボットを作成していきましょう。

作成画面とプレビュー画面が並んで表示されるため、チャットボットの実際の挙動をリアルタイムで確認しながら、作成作業を進められます。

ChatGPTとのやりとりによってプロンプトが作成されるため、知識がなくてもオリジナルチャットボットの作成が可能です。

My GPTsの設定

My GPTsでは、主に以下の項目を設定します。

項目 設定内容
Name My GPTsの名前
Description My GPTsの説明
Instructions My GPTsの役割を指示するためのカスタムプロンプト
Conversation starters 最初の会話となるプロンプト例
Knowledge データファイルアップロードによる学習

基本的な項目は、ChatGPTとのやりとりで自動的に生成されます。設定内容の確認や変更は、GPT Builderの「Configure(設定)」タブから、操作可能です。

My GPTsの公開

公開先には、以下の選択肢が用意されています。

  • Public(一般公開)
  • Only me(自分のみ)
  • Only people with a link(リンクを知るユーザーのみ)

Publicを選択すると、My GPTsはGPT Storeで公開可能です。GPT Storeでは収益化プログラムの開始が予定されていますが、2024年8月1日現在、日本でのリリースは未定です。

My GPTsの使い方事例


My GPTsの具体的な使い方事例を紹介します。

問い合わせ対応のオリジナルFAQ

x.com

問い合わせの対応は地味ですが手間がかかるものですよね。自動化できれば格段に業務を効率化できます。

アイキャッチ画像作成ツール

アイキャッチ画像があるとないとでは印象が大きく異なります。My GPTsで簡単にアイキャッチが生成できれば、非常に便利ですね。

信憑性の高いリサーチツール

公的な資料は難しく、読むのも大変ですが、My GPTsが学習してくれれば簡単に必要な情報を引き出せます。

キャラボット作成ツール

キャラづくりは簡単ではありませんが、My GPTsで作成すれば、ブレのないキャラを生み出せますね。

コードのリファクタリングツール

感覚的な操作でサクサクとカスタムGPTが作れる体験は、本当に感動ものです。

特定の言語やフレームワーク用の学習ツール

自分オリジナルのメモや辞書のようにして使いこなせば、非常に便利ですね。

サムネイル作成ツール

サムネイルの作成には手間や時間だけでなくセンスも必要ですが、My GPTsならプロンプトの工夫次第で生成可能です。

推しキャラや自キャラとのおしゃべりツール

推しキャラとのおしゃべりで癒やしのひととき。最高ですね。

エスペラントの辞典

エスペラントとは、国際共通語を目指す人工言語です。My GPTsの学習機能をフル活用できますね。

画像出力ツール

イメージに合うイラストを探すには手間がかかりますよね。ツールで作成できれば、かなりの時短になります。

p5.jsのコード記述ツール

プログラミング言語はChatGPTの得意分野。自分だけでは困難なプログラミングも実行可能です。

英英辞書

My GPTsを使用すれば、辞書のカスタマイズも実現します。

My GPTsの使い方はアイデア次第


My GPTsはオリジナルチャットを生成する機能で、アイデア次第で様々に活用可能。作成するには、ChatGPTの有料プランへの加入が必要です。

ChatGPTとのやりとりで必要項目が自動的に設定されるため、感覚的な操作でツールを作成できます。データファイルをアップロードして学習させることも可能です。シチュエーションに応じて役立つツールを作成しましょう。

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