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アフィリエイトで本を売るのはあり?メリット・デメリット&案件報酬まとめて紹介

アフィリエイトで本を売る ブログ運営

「アフィリエイトで本を売るのはどうなんだろう?」本好きの方など、アフィリエイト案件として本を選ぶのもありですよね。

このページでは、アフィリエイトで本を売るか迷っている方向けに、メリット・デメリットを詳しく解説します。アフィリエイトで本を売るかどうか決めかねている方は、この記事を最後まで読むことで最良の決断ができます。

アフィリエイトの案件選びの一助としてお役立てください。

アフィリエイトで本を売るメリット


アフィリエイト案件として本を扱うメリットは複数あります。1つずつ詳しく見ていきましょう。

果てしなくネタがある

ブログ運営の経験がある方なら、ネタが思いつかずに苦しんだことがあるでしょう。本を売るのであれば、ネタは無限にあります。

漫画や雑誌、小説、ビジネス書、写真集などジャンルが豊富で新刊も日々発刊されています。紙の本や電子書籍、オーディオブックといった種類もあります。

本の案件であれば、毎日1記事投稿も不可能ではありません。ネタがなくなる心配をせずに済むのは、アフィリエイト継続において大きなメリットです。

トレンドもロングレンジも狙える

アフィリエイトブログで効果的にアクセスを集めていくには、トレンド性の高い記事と、息の長いロングレンジの記事とのバランスも大事です。

トレンド性の高い記事 短期的だが強い集客力が期待できる
ロングレンジの記事 集客力は強くないが長期的な集客を期待できる

本をアフィリエイトする場合、話題になっているトレンド性の高い本も、何年にもわたって検索されるロングセラーの本も幅広く扱えます。

記事を書きやすい

アフィリエイトで本を売る場合、記事テンプレートやパターンを作りやすく、記事を書きやすいのがメリットです。難しいノウハウは必要ありません。

  • 記事ごとに記事構成やタイトルなど悩む必要がない
  • 継続しやすい
  • 副業でも実践しやすい

記事の本文やタイトル、リード文など、文章を書くのが辛いときは、AIライティングツールを味方につけると効率化できます。ブログ特化のAIライティングツールでどこまで効率化できるか試してみてください。

ニーズが多い

紙の本と電子書籍は個々に好みはあるものの、いずれも一定のニーズがあります。数百円から数千円で購入しやすく、年に何冊もの本を購入する人も珍しくありません。

例えばパソコンなら数年に1回買うかどうかですが、雑誌や漫画も含めれば年に1回も買わない人は稀でしょう。

売れる可能性の高い本は、案件として扱う際も安心感があります。

案件が豊富

本のアフィリエイトでは、以下のように扱える案件が多数あります。

  • 書籍
  • 電子書籍
  • オーディオブック
  • 電子書籍サービスの会員登録
  • 漫画の全巻セット販売
  • 専門書ジャンル
  • 中古本
  • 雑誌・新聞の定期購読
  • 書籍買い取り

アフィリエイトジャンルは、案件が多いほうが条件的に有利。本のアフィリエイトでは、ブログを書いたのにマネタイズできないといった悩みとは無縁です。

本好きの方は、自身が読んだ本の備忘録目的でトライしてもいいですね。始めるハードルが低く、趣味の延長としても、本のアフィリエイトにチャレンジする価値はあるでしょう。

アフィリエイトで本を売るデメリット


アフィリエイトで本を売るのは難易度が低めで魅力的ですが、マイナス面もあります。デメリットもチェックしておきましょう。

競合が多い

本のアフィリエイトは初心者の方でも取り組みやすいため参入者も多く、競合サイトも多数存在します。

競合がひしめくキーワードで似たようなサイトを作っても、検索結果で上位表示させるのは難しいでしょう。

本を読む時間が必要

本を読まなくても案件として紹介はできますが、読んでいなければ書けない感想や評価もあるでしょう。ネタバレしなくとも、読んでいるかどうかで説明文の奥深さも変わってきます。

選択するジャンルによって確保すべき時間は異なりますが、本を探したり読んだりする時間の確保が難しい方には厳しいでしょう。

単価が低い

本のアフィリエイト報酬率は数%と低めです。多くの本の販売価格は数百円から数千円。1,000円の本が売れても、報酬は数十円。アフィリエイトで単価が安いのは非効率であり、この点は大きなマイナスポイントといえます。

月に数万円のお金を稼ぐには、ほかの案件との組み合わせを検討したいところです。

本のアフィリエイトで扱える案件の報酬目安


本のアフィリエイトは報酬単価が安いですが、関連案件の紹介を追加して相乗的に収益性を高める方法もあります。

ここでは以下の3つのASPから案件をピックアップして、本のアフィリエイトで扱える案件の報酬はどれくらいなのか詳しく紹介します。

ここで紹介するのは2024年4月時点で把握した案件情報です。最新情報は各サイトでご確認ください。

書籍

紙の本のアフィリエイト報酬は3%程度。Amazonアソシエイトと楽天アフィリエイトで3%、翔泳社の通販SEshopでは2.7%でした。

ASP 電子書籍
Amazonアソシエイト 3%
楽天アフィリエイト 3%
翔泳社の通販SEshop(A8.net) 2.7%

電子書籍

電子書籍のアフィリエイト報酬は、1%~9.2%とASPによって大きく異なります。

AmazonのKindle本は楽天Koboよりユーザーも多く、5%高い報酬が魅力です。

ASP 電子書籍
Amazonアソシエイト 8%
楽天アフィリエイト 3%
翔泳社の通販SEshop(A8.net) 9.2%
eBookJapan(A8.net) 1%

オーディオブック

オーディオブックとは、本を耳で聴くサービスのこと。Amazon Audibleとは、Amazonのオーディオブック聴き放題サービスです。

いずれも無料期間があるので紹介しやすいでしょう。

ASP 紹介料
Amazonアソシエイト Amazon Audible 1,500円/件
audiobook.jp(A8.net) 聴き放題プラン 300円/件

電子書籍サービスの会員登録

電子書籍サービスへの会員登録で報酬をもらえる案件もあります。Kindle Unlimitedも楽天マガジンも、無料体験があり紹介しやすい案件です。

楽天マガジンはA8.netでも扱いがあり、紹介料は同じく380円/件です。

ASP 案件 紹介料
Amazonアソシエイト Amazon Kindle Unlimited (Kindle本読み放題サービス) 500円/件
楽天アフィリエイト 楽天マガジン(雑誌読み放題サービス) 380円分の楽天キャッシュ/件

漫画の全巻セット販売

漫画の全巻セット販売は、A8.netに案件がありました。

案件 報酬率
漫画全巻ドットコム 購入5%

専門書ジャンル

専門書ジャンルの案件は、A8.netに以下3件ありました。

案件 報酬率
LECオンライン(東京リーガルマインド) 書籍・講座購入1%
東京法経学院 購入6%
英語テキスト【NHK出版】 購入10%

中古本

中古本もアフィリエイト案件として扱えます。Amazonでは新品・中古に関わらず一律3%です。

案件 報酬率
ネットオフ(A8.net) 購入1.37%
Amazonアソシエイト 3%

雑誌・新聞の定期購読

雑誌や新聞の購読案件は、A8.netに以下4件ありました。

案件 報酬
週刊ダイヤモンド 定期購読1,250円
読売中高生新聞 新規購読800円
英字新聞社ジャパンタイムズによる週刊英語学習紙 購読申込み762円
読売KODOMO新聞/読売新聞 新規購読500円

書籍買い取り

書籍買い取りでは、A8.netに以下の4つの案件がありました。

書籍買取も本好きの方がターゲットとなります。併せて紹介することで反応が見込めるでしょう。

案件 報酬
医学書、看護学・薬学の大学教科書や専門書の買取サイト【メディカルマイスター】 新規買取申込み2,000円
ネットオフ 買取申込み400円
大学受験参考書・赤本、予備校テキスト買取サイト【学参プラザ】買取申込 新規買取申込み1,500円
専門書、大学教科書、医学書の買取サイト【専門書アカデミー】 新規買取申込み2,500円
本関連のアフィリエイト案件は多数ありますが、いずれも単価は低め。成果の承認率は、案件によって異なります。本のアフィリエイトに挑戦するかは、これらの案件紹介を長期的に継続していけるかどうかで判断するといいでしょう。

アフィリエイトで本を売る方法


アフィリエイトで本を売るにはどうしたらいいのか。本の種類の選び方から、収入源の選択肢、アフィリエイトブログ作成の流れまでを詳しく解説します。

本の種類

アフィリエイトで本を売る場合は、様々に種類やジャンルを選択できます。オールマイティに各種ジャンルを扱ってもいいですし、興味のあるジャンルに特化するのもいいでしょう。ランキング形式でのコンテンツもよく見られます。

紙の本と電子書籍は、まとめてアフィリエイト可能です。

注意点としては、あれもこれもと欲張らないことです。案件が豊富にあるため、どれもまとめてアフィリエイトしたくなりますが、最初から案件を広げすぎると後で収拾がつかなくなる可能性があります。案件を多く紹介したからといって、利益がアップするわけではありません。

最初は本の紹介に集中して、ある程度アクセスが伸びてきたら読み放題案件も視野に入れるなど、段階的に扱う案件を増やしていくといいでしょう。

収入源の選択肢

本のアフィリエイトで収入源となるのは、主にASP案件やGoogleアドセンスです。

ASPとは、企業とアフィリエイター間でアフィリエイト案件をマッチングしてくれるサービスのこと。Googleアドセンスとは、Google提供の広告サービスです。
収入源 仕組み 主なサービス 報酬
ASP
  • ブログ等で案件を紹介
  • 商品やサービスが売れると報酬発生
案件により異なる
アドセンス
  • ブログにGoogle広告を掲載
  • 広告がクリックされると報酬発生
Google 1クリック数円~数十円

ASPでは具体的な案件をブログで直接紹介しますが、GoogleアドセンスではGoogleがチョイスした広告をブログの画面上に表示させる点が大きな違いです。

AmazonアソシエイトとGoogleアドセンスを利用するには、それぞれの審査に合格する必要があります。

アフィリエイトブログ作成の流れ

本をメインに扱うアフィリエイトブログの作成は、基本的に以下の流れで進めていきます。

  1. ブログ開設
  2. 案件チェック
  3. ASP等との提携
  4. 本を選ぶ
  5. 本を読む
  6. 記事を書く
  7. 案件紹介

必ずしも本を読まなくても紹介はできますが、本を読むことは適切かつオリジナリティのある情報発信に役立ちます。ブログ全体の説得力が高まり、信頼性のアピールにもなるでしょう。

アフィリエイトで本を売って稼ぐコツ


本を売ってアフィリエイト報酬を発生させるために、知っておきたいコツを3つ紹介します。本のアフィリエイトを始める前の基礎知識として理解しておきましょう。

検索ニーズのある書籍を選ぶ

本を紹介しても、そもそもユーザーからの検索ニーズがなければ売れません。ニッチな本を紹介するのも一案ですが、記事を読んでもらうためにも、検索ニーズの高い、ある程度人気のある本も取り入れましょう。

キーワード選定を行う

本を紹介する場合でも、ターゲットとなるペルソナを設定し、検索キーワードを意識することが非常に重要です。SEOを全く意識していなければ、検索上位に表示されることもなく、記事を読者に届けることもできません。

コンテンツを積み上げながらブログの分析も行い、集客や成約に結びつくキーワードを追加していきましょう。

紹介文で独自性を出す

本を紹介するアフィリエイトブログはいくらでもあります。実際に読んで、紹介文やレビューで独自性を出すなど工夫も必要です。

例えば本の裏側やネット上で掲載されている説明文など、誰でも調べれば分かることをコピペするのは避けましょう。他サイトと被ったり、コピーコンテンツと見なされるリスクがあります。

本のアフィリエイトはテンプレ化しやすいですが、コンテンツは充実させましょう。コピペは厳禁です。

本のアフィリエイト&関連案件で効率アップ

アフィリエイトで本を売るのには、以下のメリット・デメリットがあります。

  • 本は種類もジャンルも豊富
  • ネタが尽きず、継続が比較的簡単
  • 全般的に報酬が低い
  • 関連案件もあるので総合的に収益化していかないと厳しい

アフィリエイトで本を売るのは、メリットもデメリットも含めて気長にチャレンジできる人に向いています。

効率よく収益を伸ばしてくためには、関連案件の扱いも視野に入れていきましょう。

小さな成果を、長期的にコツコツと積み重ねていくスタンスで取り組みができれば、本のアフィリエイトも成功しやすくなります。

AIライティングツールを使えば、アフィリエイトブログの各種パーツを自動生成してくれます。効率的にブログ記事を生成するのに活用してください。

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